内戦下にあるミャンマーの北西部ザガイン管区で12日、学校が国軍の空爆を受け、生徒20人と教師2人が死亡した。国軍と対立する民主派「国民統一政府(NUG)」がX(旧ツイッター)で声明を出し、「残虐行為を強く非難し、国際社会の行動を求める」と訴えた。
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NUGや独立系メディアのミャンマー・ナウによると、現地時間の同日午前9時36分ごろ、民主派支配地にある学校が空爆された。犠牲者の多くは5~10年生の生徒だった。回収できていない遺体もあるため犠牲者は増える可能性があるほか、少なくとも10人が重体という。SNSでは毛布にくるまれた遺体が地面に並べられた写真が拡散している。
一方、国軍は「虚偽のニュースであり、非武装地では空爆は行われていない」と否定した。
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