タイ南部の沖合で11月末、タイの漁船がミャンマー海域付近でミャンマーの艦船に拿捕(だほ)される事案があり、タイ海軍によると、漁船は艦船から発砲を受け、船員1人が死亡、31人が拘束された。一方、ミャンマーで全権を握る国軍は2日、死傷者が出たことを否定。双方の主張に食い違いが出ている。
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タイ海軍の発表によると、事案は先月30日未明、南部ラノーン県の沖合で発生。船員のタイ人4人とミャンマー人27人がミャンマー側に拘束され、漁船から逃げ出した1人が溺死(できし)した。タイメディアによると、死者はタイ国籍の整備士という。
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