メガソーラーの太陽光発電パネルからの光=福島市、先達山を注視する会のHPから

 福島市の先達山(せんだつやま)で完成が近づくメガソーラー(大規模太陽光発電)施設をめぐり、「太陽光パネルがまぶしく交通事故が起きかねない」といったクレームが昨秋以降、県や市に相次いで寄せられている。事業者側は、林地開発許可を受けた福島県に昨秋、「調査する」と返答しながら、10カ月近くたった今も調査結果を示さず、問題は解消されていない。

 トラック運転手をしているという県民の男性から、このメガソーラーへの指摘の電話が県にあったのは昨年9月26日だった。電話受理簿の記録によると、男性はその日午前10時半ごろ、東北道の福島ジャンクションから吾妻パーキングにかけての上り線を運転していた。

 運転中、急に前方がほとんど見えなくなった。視界を遮ったのは、高速道から10キロほど西にあるメガソーラーからの光だった。

メガソーラーの太陽光発電パネルからの光=福島市、先達山を注視する会のHPから

 「太陽光パネルからの反射光…

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