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 女子テニスのシングルスで四大大会優勝9度のモニカ・セレシュさん(51)=米国=がこのほどAP通信のインタビューに応じ、3年前に筋力を維持できなくなる「重症筋無力症(MG)」と診断されたことを告白した。24日開幕の全米オープンを前に、認知度向上のため公表したもので「非常に難しい病気。日常生活に大きな影響がある」と胸の内を語った。

 旧ユーゴスラビア生まれで、米国に移住。16歳だった1990年に全仏オープンを初制覇し翌年、当時史上最年少で世界ランキング1位となった。MGは免疫が自分の体を攻撃する自己免疫疾患のうち、脳神経系に起きるものの一つで、脳の指令が筋肉に伝わらなくなる。

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