ヤマ発の新型電動車両、バッテリーはホンダが開発　来年リースへ

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　ヤマハ発動機は、同社の電動パワーユニットとホンダの携行バッテリーを組み合わせた試作車両をつくり、報道陣に公開した。小型のバギーのようなつくりで、軽トラックの荷台にも乗せられる。

　試作車両は全長215センチ、全幅120センチ、高さ150センチ、重さ約230キロで、2人乗り。時速約15キロで走れる。畑などを移動することができ、農作業時の利用を想定している。電動モーターはヤマ発製だが、バッテリーはホンダが開発した交換式のものを採用した。2026年後半からリースを始める予定という。今後、他の事業者との協業を探る。

　担当者は「部品の機能単位ごとに既存の製品を組み合わせた方が効率的ではやい。広くアイデアを募り、製品にしていきたい」。9日には、試作車をベースに開発した別の車両で、羽田空港でプライベートジェット機向けの手荷物を輸送するサービスの実証実験を始めた。