東欧の欧州連合(EU)加盟国ルーマニアの憲法裁判所は6日、11月24日に実施された大統領選の第1回投票を無効とする判断を示した。「特定候補がSNSで特別な扱いを受けた」ことを理由に挙げた。8日に予定されていた決選投票は中止する。
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第1回投票では、SNSなどを通じてデジタル空間に特化した選挙運動を続けた極右政治家ジョルジェスク氏が、得票率23%で首位に立った。選挙まではほぼ無名の存在で、事前の世論調査の支持率も数%にとどまっていた。
通信当局は選挙後の声明で…