ロシアのウクライナ侵攻から24日で3年がたった。佐賀県内には、戦禍から避難した人が2月時点で17人いる。佐賀での生活を続けることを望む人たちも少なくなく、支援の形も変わっていきそうだ。
「ウクライナには多くの種類のスープがあります」「ウクライナの人は毎日ジャガイモを食べます」
スクリーンに写真を写しながら、アリナ・グルシャイエワさん(51)が語る。
11日、佐賀市のゲストハウスで開かれたのは、アリナさんを囲むお茶会だ。ウクライナからの避難者受け入れにかかわるNPO法人地球市民の会が、ウクライナ文化への理解促進などのため催した。
アリナさんはベリーを使ったウクライナの飲み物をつくり、自分で焼いた菓子とともに参加者に提供した。英語などで交流し、笑顔で過ごした。
自宅建物に攻撃「本当の戦争だ」
アリナさんはウクライナ北東部の都市・ハルキウに住んでいた。
午前4時に起きて、コーヒー…