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契約兵を募集する広告。「1年目のモスクワの契約兵への支払いは520万ルーブルから」と書かれている=2024年9月13日、モスクワ

 ウクライナ侵攻を続けるロシアで、国防省と契約した新兵への国や地方からの一時金の増額が相次いでいる。独立系メディアは「新規の契約兵の半数が50歳以上」と報道。米欧では、北朝鮮が侵攻に派兵しているとの見方が強まっているが、ロシアの深刻な兵士不足が理由になっている可能性もある。

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 ロシアの英字紙「モスクワ・タイムズ」によると、ウクライナ東部ドネツク州の前線で戦うロシア軍兵士は「いまも兵士の補充は続いているが、半数は50歳以上だ」と話した。モスクワ市の関係者も「新たな契約兵の平均年齢は約40歳から50歳近くになった」と説明。60歳もいるとしている。

 年齢が高くなっていくことの背景にあるとみられるのが、深刻な前線での兵士不足だ。契約兵集めの窓口となる州などの地域は、相次いで契約時の一時金を増額している。

一時金、平均月収の60倍にも

 ロシアメディアによると、南…

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