豊橋技術科学大学(愛知県豊橋市)のロボコン同好会「とよはし☆ロボコンズ」が、8月にあるロボットコンテスト世界大会の連覇をめざしている。同大は、高額な遠征費にあてる寄付を募っている。
世界大会「ABUアジア・太平洋ロボットコンテスト2024」は8月25日、ベトナム・クアンニンで開催される。「とよはし☆ロボコンズ」は国内大会で9度優勝した強豪で、昨年の世界大会を制した。今年6月の国内大会の決勝では強敵の東大を破り、大会史上初の3連覇を果たした。
チーム代表の宮下功誠さん(21)は7月中旬、豊橋市役所を表敬訪問し、「3連覇を達成できたのは、地域のみなさんの熱い応援とご支援のおかげ」と感謝した。
豊橋技科大によると、世界大会派遣には約500万円が必要で、学生たちが資金集めに奔走しているという。同大は、控除対象となる豊橋技術科学大学基金への寄付を呼びかけている。問い合わせは同基金室(0532・81・5186)へ。(戸村登)