ローマ教皇庁(バチカン)は14日、フランシスコ教皇(88)が気管支炎の治療を受けるためにローマ市内の病院に入院したと発表した。教皇が17日までに出席を予定していた行事は、いずれも教皇の欠席や中止が決まったという。
バチカンによると、フランシスコ教皇は14日午前に予定していたスロバキアのフィツォ首相らとの面会を終えた後、ローマ市内の病院に向かい、そのまま入院した。
バチカンは教皇の入院後に発表した声明で容体について、検査で呼吸器の感染症が判明したと明らかにした。気管支炎が悪化しており、現在は病院で投薬治療を受けていると説明。軽い発熱があるが、経過は良好だとしている。入院期間の見通しは明らかになっていない。
教皇は2月上旬から気管支炎…