ローマ教皇庁(バチカン)は10日、フランシスコ教皇が英国のチャールズ国王とカミラ王妃の訪問を受けたと発表した。英国王夫妻は7~9日のイタリア公式訪問に合わせて教皇と面会する予定だったが、教皇が肺炎の治療を終えて退院した後に医師から療養を求められたため、いったん延期になっていた。
バチカンの発表によると、面会は私的なものという位置づけで、9日午後に行われた。フランシスコ教皇はバチカン内の自宅で英国王夫妻と面会し、夫妻が9日に結婚20周年を迎えたことを祝福したという。
英王室は10日にX(旧ツイッター)に投稿した声明で、「国王と王妃は教皇からのやさしい言葉に深く感動し、教皇に祝福の言葉を直接伝えることができたことを光栄に感じていた」と発表した。
フランシスコ教皇は2月14…