大阪・関西万博を主催する日本国際博覧会協会は4日、会場南部のウォータープラザの海水から基準を上回るレジオネラ属菌が検出された、と発表した。協会は、ウォータープラザで開かれている二つの水上ショーを6日まで中止する。
協会によると4日午後6時ごろ、ウォータープラザの海水から基準超えのレジオネラ属菌が検出されたことが判明し、大阪市保健所に報告。保健所から噴水を停止するよう助言を受けたという。同日夜の水上ショー「アオと夜の虹のパレード」は急きょ中止した。水上ショー「水と空気のシンフォニー」とともに6日まで中止する。
協会はホームページで「観覧を楽しみにされていたお客様に多大なご迷惑をおかけしましたことを深くお詫(わ)び申し上げます」としている。