大阪・関西万博を主催する日本国際博覧会協会(万博協会)は26日、来場者が会場内で体調不良を訴え、場外に救急搬送された後に死亡したと明らかにした。万博協会は、「会場内の医療救護施設などでは適切な処置がなされたと考えている」としている。
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万博協会によると、事案があったのは24日。来場者の一人が体調不良を訴え、会場内に常駐する医師による処置を受けていたが、容体が悪化。会場外の病院に搬送された後、死亡したという。この日は会場内の医師が熱中症と診断した人はいないといい、熱中症が原因ではないとみられる。
亡くなった人の属性などは、プライバシーを理由に「お答えするのは差し控えたい」としている。