大阪・関西万博の会場(大阪市此花区)で無断でドローンを飛ばしたとして、大阪府警が、中国パビリオンの関係者で中国籍の男性を府条例違反容疑で書類送検したことが19日、捜査関係者への取材でわかった。
捜査関係者によると、男性は万博開幕前の4月11日午後、会場内でドローンを飛ばした疑いがある。男性はパビリオン側から依頼されて、パビリオンをドローンで撮影しようとしていたという。
府条例では万博閉幕の10月13日まで、会場の夢洲やその周囲1キロでドローンの飛行を原則禁止している。書類送検された男性は府条例について「知らなかった」と説明しているという。