三井住友銀行の看板

 三井住友銀行は29日、未明に発生したシステム障害の影響で、兵庫県や大阪府、奈良県など関西地方を中心に、支店や出張所計50カ所でATMでの取引やサービスが利用できなくなっている、と発表した。正午現在で復旧の見通しは立っていないという。

 同行によると、システム障害は午前1時20分ごろに発生。兵庫県の西宮支店や大阪府の阿倍野支店、奈良県の大和王寺支店のほか、愛知県の刈谷支店、スマホアプリで口座開設した顧客のデジタル上の「オリーブASH支店」なども対象に含まれる。ATM取引に加え、各支店の口座を持つ顧客はインターネットバンキングなどすべてのサービスが利用できない状況という。

 ATMやサービスを利用できない拠点の口座を持つ顧客については、大阪本店営業部や神戸営業部、阿倍野支店などで、臨時の現金の払い戻しの対応を行っている。

 同行は大型連休中の5月4~5日にシステム更改を予定しているが、今回のシステム障害は関係がないという。

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