三菱ふそうトラック・バスは15日、子会社でバスの生産を手がけている従業員らを運転手として観光・路線バスの運行会社に派遣する事業の検討を始めたと表明した。バスの運転手不足を受けての試みで、今後、事業の具体化を図る。
三菱ふそうは本社工場(川崎市中原区)でつくった部品を子会社工場(富山市)でバスの車両に組み立てている。子会社工場の従業員をバス運行会社の繁忙期などに派遣して事業を後押ししようとの考えだ。今後、半年ほどで人材派遣業の資格を取り、取引先の業者と試験的に始める意向だ。もともと子会社には大型1種免許を保有している従業員が多く、派遣する従業員には運転に必要な2種免許の取得を支援する。
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