三菱グループは24日、来春の大阪・関西万博に出すパビリオン「三菱未来館」の展示内容を発表した。テーマを「いのちの始まり、いのちの未来」とし、深海で生まれた生命が陸上に広がり、人類となって火星を探る旅を映像で表現する。
メインのシアターは100席。幅11メートル、高さ6メートルで前面から頭上に回り込んだ曲面のLED画面があり、約9分の映像を見せる。案内役のキャラクターの双子「ナナ」「ビビ」と、時空を超える乗り物で太古の深海から始まった生命の広がりや、生命の起源を探しに火星へ向かう。
映像は、日本とオーストラリア、タイの第一線のクリエーターたちが組み、視覚効果や映像表現に工夫を凝らした。
三菱グループ30社でつくる…
