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写真・図版
放課後の教室の様子

 不登校の小中学生について、個々の子どもに応じた指導や評価ができる仕組みを文部科学省が新設する方針を明らかにした。

 今は一部の特例校で学校ごとに独自の教育課程の編成が認められているが、多くの学校で子どもの状況を十分反映した指導・評価ができていないという課題がある。子どもと接する機会の多い指導員らと在籍校が協力し、増え続ける不登校生に合った指導・評価に結びつける狙いがある。

 10日にあった中央教育審議会(文科相の諮問機関)の教育課程企画特別部会で文科省側が提案した。昨年末に始まった学習指導要領改訂の議論の一環として今後審議される。

 文科省の案は、年間30日以…

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