衆院が9日解散され、衆院選(15日公示、27日投開票)が事実上始まった。自民党が9日発表した1次公認候補者一覧には比例北関東ブロックの記載がなく、党群馬県連が比例単独で公認申請した前職の尾身朝子氏らの処遇判断は持ち越された。2次公認に注目が集まる。
「党本部の決定を待つ」。9日、尾身氏の事務所は言葉少なだった。
党は裏金問題を巡り候補者の一部を公認しない意向で、群馬県関係では政治資金収支報告書に不記載があった尾身氏らの処遇が焦点になっている。尾身氏は前回、小選挙区の公認争いの末に比例単独に回ったが、その比例でも公認が危うくなった。
前橋市内の支持者の一人は「…