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 男子バスケットボールの有望な高校生が世界中から集まるキャンプに、京都・東山高の3年生が参加した。昨年、2年生エースとしてチームをインターハイ準優勝、ウインターカップ8強に導いた瀬川琉久(りく)。将来、海外でのプレーも視野に入れるうえで「足りない部分」が見えた。

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 5月中旬。京都市左京区にある同校のウェートトレーニングルームに現れた瀬川の体に、以前のひょろりとした印象はなくなっていた。1日3回プロテインを飲み、寮や学食での食事、定期的に母が寮に持ってきてくれる補食を増やしている。昨年までやらなかったウェートトレーニングにも励み、体重はここ数カ月で8キロ増えた。

 「見た目は細いですけど、これまでフィジカルで困ったことはなかったから別にいいかなって思って。でも、実際に海外とか行ってフィジカルの大切さに気づいて、(肉体改造を)始めた感じです」

 2月16~18日に米インデ…

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