「トリニティ・サイト」での核実験から80年になるのに合わせて集会が開かれ、周辺住民の苦しみを伝える記念碑(右)が除幕された=2025年7月16日、米ニューメキシコ州、清宮涼撮影 米南部ニューメキシコ州の「トリニティ・サイト」で世界初の核実験が行われてから80年となった16日、核実験による被害を訴えてきた周辺住民らが近くで集会を開いた。住民たちの経験を後世に伝えようと、新たな記念碑が除幕された。 1945年7月16日、原爆を開発する「マンハッタン計画」の一環として、長崎に投下されたのと同じプルトニウム型原爆の実験がトリニティ・サイトで行われた。 幹線道路沿いに作られた新た…