2022 年 10 月 7 日、北京の観光ショッピング街を歩く男性が、少女を肩に担いでいる。
2023年1月18日 14:16 日本時間
国連は昨年 11 月、世界の人口が 80 億人に達したと発表しました。 国連の世界人口推計報告書によると、成長は続き、2030 年には約 85 億人、2050 年には 97 億人、2100 年には 104 億人に達するでしょう。
地域別では、2050年までに日本や中国を含む東・東南アジアの人口が減少する一方で、アフリカやインドを含む中央・南アジアでは人口の増加が続く。
しかし、合計特殊出生率を見ると、別の状況が浮かび上がります。合計特殊出生率は、女性が生涯に産むであろう子供の推定数を示しています。
人口規模を維持するには約 2.1 の合計特殊出生率が必要であると考えられていますが、2021 年に 2.3 だった世界平均は、2050 年までに 2.1 に低下するでしょう。出生率が2.1以下の地域で、少子化により人口増加のペースが鈍化します。
出生率は、住宅費が急騰し、より多くの人々が高等教育を受けるにつれて教育費が増加するため、経済発展とともに低下する傾向があります。 日本の合計特殊出生率は 1970 年代に 2.1 を下回り、2021 年には 1.3 に低下しました。
世界銀行の 2020 年のデータによると、東アジアでは金利が低くなる傾向があり、中国では 1.3、韓国では 0.8、香港では 0.9 です。
慶應義塾大学の石井太志教授(人口学)は「医療技術の発達による乳幼児死亡率の低下に伴い、社会は少子化傾向にある」と指摘する。 「東アジアでは、移行は終わったようで、出生率は低下しています。」