日曜日に千葉県の成田空港で書類を提出する中国本土から日本への訪問者。
2023年1月11日 17:35 日本時間
東京とソウルが中国からの入国者に対する国境管理を強化したことへの報復として、北京は火曜日、日本と韓国の国民へのビザの発給を停止した。
中国外務省の王文彬(Wang Wenbin)報道官は火曜日の定例記者会見で、「残念ながら、一握りの国が中国を対象とした差別的な入国制限措置をとることを主張している」と述べた。 「中国はこれを断固拒否し、相互措置をとる」と述べた。
中国本土から日本への直行便を利用する旅行者は、入国の出発前 72 時間以内に実施された COVID-19 検査が陰性であるという証明書を提出する必要があります。 北京が「相互的」と主張するビザの対応により、日本人が中国本土に旅行することはほぼ不可能になっています。
在日中国大使館は、火曜日の夜、ウェブサイトで、同日からビザ発給手続きを一時的に停止すると発表した。 複数の旅行会社によると、人道的理由以外のビザ申請は受け付けられなくなり、再開日はまだ決定されていません。
東京では、松野博和官房長官が水曜日の朝の記者会見でこの動きを非難した。
「新型コロナウイルス対策以外の理由で、中国が一方的に査証発給を制限したことは極めて遺憾だ」と述べた。
松野氏は、日本は外交ルートを通じて中国に抗議し、措置の廃止を要求したと付け加えた。
抗議は、船越武宏外務省アジア大洋州局長らが駐日中国大使館や北京の日本大使館を通じて行った。
海外出張中の林義正外務大臣は火曜日の午後、ブエノスアイレスで、「日本は国際旅行者の妨げにならないよう、最大限の注意を払って国境管理を行っている」と述べた。
日本政府は、中国での感染や情報漏えいを注視しながら、当面は現行の水際対策を継続する方針だ。 東京は対策を考えていない。
ソウルの中国大使館はまた、北京が火曜日から韓国人に対する短期ビザの発給を停止すると発表した。 大使館は、中国を対象とした韓国の入国制限の解除を条件として、北京が政策を調整すると述べた。
これに対し、韓国外務省は「韓国政府の防疫政策は科学的根拠に基づいて実施されている」と述べた。