日本の国旗(左)と韓国の国旗(右)
2023 年 3 月 2 日 11:06 日本時間
東京(時事通信社)—日本政府は、水曜日に韓国の尹淑烈(ユン・ソクヨル)大統領が日本を自国の「パートナー」と呼んだ演説を歓迎しているようだ。
尹氏は、3・1朝鮮独立運動の104周年を記念する式典での演説で、日本は「私たちと同じ普遍的価値を共有するパートナー」であると述べた。
日本の外務省幹部は「(尹氏の発言を)前向きに受け入れる」と述べた。
日本政府は、第二次世界大戦中の日本企業への徴兵問題を解決する尹政権の動向を注視する方針だ。
松野官房長官は同日東京で記者会見し、「韓国は地球規模の問題で協力すべき重要な隣国だ」と述べた。
松野氏は、「健全な二国間関係を取り戻し、構築するために、韓国政府との緊密なコミュニケーションを維持する」と述べた。
尹氏の演説は、文在寅(ムン・ジェイン)前大統領が昨年3月1日の式典で「日本は歴史を直視し、謙虚に歴史を直視しなければならない」と述べた演説とは対照的だ。
日本は、昨年5月の尹氏の就任をアジアとアジアの協力促進の好機と捉え、こじれた韓国との関係修復に努めてきた。
日本側は、弾道ミサイルの発射を繰り返してきた北朝鮮への対応も含め、日米韓の協力が重要だと考えている。
水曜日の演説で、尹氏は厄介な戦時労働問題には言及しなかった。
韓国政府は最近、戦時中の労働訴訟で韓国の原告に和解案を提示した。 両国の外交当局もこの問題について緊密に連絡を取り合っている。
日本の与党である自民党のベテラン議員は、この問題を解決するためのソウルの努力は「最終段階に達した可能性がある」と示唆した.
自民党議員は「尹氏は(戦時労働問題について)言及しないことを選んだ可能性がある。韓国内に反対する人がいるからだ」と述べた。