呉江豪中国大使は4月、東京の日本記者クラブで記者会見を行う。
2023年7月4日 17:00(日本時間)
中国は東京の大使を通じて日本に対し、福島第1原子力発電所の処理水を海洋放出する計画を撤回するよう求めた。
呉江豪中国大使は火曜日、東京での記者会見で「原発事故による汚染水が海に放出されるのは前例がない」と述べた。
2011年の福島第一原発事故後、東京電力ホールディングスは同原発の廃炉を進めてきた。 処理水とはトリチウムを除くほとんどの放射性物質を除去した汚染水のこと。 日本は処理水を海水で薄めて海岸から約1キロの海洋に放出する計画だ。
東日本大震災と津波によるメルトダウン以来、中国は福島、宮城、東京、その他7県からの食料品の輸入を禁止している。
呉氏は「中国が次の段階でどのような行動を取るのか、そして我々がどのように行動するのかは、日本の排水計画の展開次第だ」と述べた。
香港とマカオの中国政府も、放出が始まった場合、日本産食品の輸入禁止を課す意向を発表した。