世界初をうたう「人型ロボット運動会」が中国・北京市で開幕し、15日から競技が始まった。この日は陸上競技やサッカー、格闘技などが行われた。人型ロボットの発展に力を入れる中国は大会を通じて技術を底上げし、産業育成をめざす。
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大会は北京市などが主催。17日までの日程で舞踏などのエキシビションも含め、26種目が行われる。主催者によると、16カ国から280チーム、500体以上の人型ロボットが参加する。
手や足を備えた人型ロボットは、これまでの産業用ロボットにはなかった複雑な動きに対応することが期待される。政府は「2027年に総合力で世界トップクラス」をめざし、経済成長の新たなエンジンとしたい考えだ。
【動画】中国・北京で始まった「人型ロボット運動会」=井上亮、鈴木友里子撮影
経験生かし改善へ 大会の教訓は
中国では4月に人型ロボット…