中国の外交部門トップを務める王毅(ワンイー)・共産党政治局員兼外相は15日、訪問先のドイツ・ミュンヘンでウクライナのシビハ外相と会談した。ロシアによる侵攻の政治的解決に向けて「建設的役割を果たす」と述べ、自らも関与する意欲を示した。
- 「欧州の皆さんは寒気が…」王毅氏、トランプ外交への懸念逆手に訴え
中国外務省の発表によると、王氏は「中国はウクライナを友人、パートナーとみている」と発言。中国はずっとウクライナの最大の貿易相手国であり、「現情勢では得がたいことだ」と述べた。
ロシアによる侵攻をめぐっては、中国は和平交渉を促す努力を払ってきたとした上で、「全ての当事者が受け入れ可能な和平協定」の締結を望むと述べた。
ロシアと緊密な関係を保ちつつ…
一方、シビハ氏は「包括的…