Smiley face
広島を破り喜び合う中日の選手たち=日刊スポーツ
  • 写真・図版
  • 写真・図版

 中日が3試合連続で零封勝ちした。そのうち2試合が1―0。しぶとく守り勝つ。強かった頃をほうふつさせる勝利だ。

 最大の危機は八回。1死一塁から広島の代打・松山に左翼線二塁打を打たれた。一塁走者の生還は、左翼からの中継プレーで阻む。

 さらに2死満塁とされてからも、守る。3番・小園を追い込んだ後、ワンバウンドになった変化球は捕手の加藤匠が体で止めた。カウント2ボール2ストライク。最後は低めの直球で空振り三振に仕留めた。

 「フルカウントになれば走者がスタートを切るので、ワンヒットで2点入れられてしまう。あそこが勝負だと思った。思い切って直球で来いとサインを出した」

 今季は32歳の木下、31歳の加藤匠、30歳の宇佐見と現時点で3捕手がチームを支える。この日先発した宇佐見は一回にフェンス際の捕邪飛を好捕すると、五回は決勝の左中間二塁打を放った。「僕は先輩2人についていくだけ。(捕手コーチの)小田さんも3人の良さをそれぞれ出してくれたらいいと言ってくれているので、いい雰囲気でやっている」と相乗効果を口にする。

 3試合連続の零封勝ちは12年ぶりのことで、「こんなことあるんですね」と立浪監督。2年ぶりに勝ち越しを2に増やし、「急にばかばか点が取れるわけではない。しぶとく勝っていけるように頑張ります」。(上山浩也)

共有
© 2024 Japan Today. 無断転載を禁じます。