第152回北信越地区高校野球新潟県大会(県高野連など主催)は11日、長岡市悠久山野球場で決勝があった。中越が北越に12対0で勝利し、10年ぶり15回目の優勝を決めた。両校のほか準決勝まで勝ち残った新潟明訓、関根学園は31日から県内で始まる北信越地区大会に出場する。
先攻の中越が投打で圧倒した。初回、先頭の宮崎翔矢(2年)が左前打で出塁すると、暴投や清水悠利(3年)、窪田優智(ゆうと)(同)ら中軸の連打など打者一巡の猛攻で5点を先制。三回にも安打や四球などで走者をためると中軸の連打で突き放し、7点を追加した。先発の左腕・雨木天空(そら)(同)は変化球を低めに集めて連打を許さず、北越打線を完封した。
北越は三回途中から継投した伊藤龍之介(2年)が力投したが、序盤の失点が響いた。