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福岡県

 九州吹奏楽連盟(井端豊実理事長)の創立70周年を記念する式典が26日、福岡市内で開かれた。朝日新聞西部本社の中川博行代表や全日本吹奏楽連盟の石津谷治法理事長ら来賓など150人余が出席した。

 九州吹連は1956年2月に西部吹奏楽連盟として発足。現在は九州、沖縄地区の8県10支部1600団体が加盟し、コンクールなどを主催している。

 式典で井端理事長は「守るべきものは守りながらも新しいものにチャレンジしていく」などとあいさつ。中川西部本社代表は「朝日新聞は今後も紙面、デジタル、動画配信などで魅力を広く発信していく」。石津谷理事長も「九州発の演奏を聴いたのが、自らが吹奏楽を始めるきっかけになった」と話した。

 功労者表彰のほか、70周年の記念イベントとして、作曲家の天野正道氏が九州吹連から依頼を受けて作曲した記念曲「Espoir pour l’avenir」(邦訳は未来への希望)を自ら指揮をとり、精華女子高校吹奏楽部の演奏で披露した。会場からは大きな拍手が沸き、式典の最後を締めくくった。

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