Smiley face
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お気に入りのパールのネックレスに手を添える有森裕子さん=東京都世田谷区の日本女子体育大学、葛谷晋吾撮影
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 五輪マラソンメダリストの有森裕子さん(58)。長く国際的な社会貢献活動に注力してきたが、今年6月には日本陸上競技連盟の会長に就任した。そんな有森さんには、必須のおしゃれアイテムがある。「パール」だ。パールにまつわる思い出を聞いた。

 有森さんは、マラソン選手として1992年バルセロナ五輪で銀メダル、96年のアトランタ五輪で銅メダルを獲得した。アトランタ五輪では、試合後のインタビューで「自分で自分をほめたい」と話し、流行語大賞にもなった。

 五輪出場後は、現・認定NPO法人「ハート・オブ・ゴールド」を設立し代表理事に就任。カンボジアなどでのスポーツ振興や教育支援に尽力し続けている。国連人口基金親善大使としても、途上国でのエイズ撲滅や女性の権利向上などに力を尽くした。

 パールが気になり始めたのは、大学時代のころ。母から、パールのネックレスを譲ってもらった。同じころ、今年亡くなった歌手のいしだあゆみさんをテレビで見て、つけていたパールのピアスに心を引かれたのだという。「とてもすてきだったのを覚えています」

 それ以来、ピアスを最初につ…

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