テレビ朝日系で4月から放送中のドラマ「特捜9」（水曜夜９時）は、前身の「警視庁捜査一課9係」から通算20作目にして、今期でついに完結する。主演の井ノ原快彦は、4月の取材会で「足かけ19年。やり切った感じがしています。ここできっちり着地させてあげたい」と抱負を語った。
前身の「9係」は故・渡瀬恒彦の主演で2006年に始まった。「9係」では駆け出し刑事だった井ノ原演じる浅輪直樹も、最終章の今期では捜査一課特別捜査班の班長に。
井ノ原は取材会で「9係」1作目が始まる際に「プロデューサーから『刑事にも日常があるところを描いていきたい』と言われ、刑事ものに出ていない人が多くキャスティングされたと聞いてチャレンジした」と振り返った。
当時の井ノ原は役者としては駆け出し。主演である渡瀬がカメラの横に立って見守っていたという。
渡瀬から「兄貴（俳優の故・…
