ラモン・カルデナス(左)を攻める井上尚弥=Tモバイル・アリーナ(ゲッティ=共同)

 【ラスベガス共同】ボクシングの世界スーパーバンタム級主要4団体タイトルマッチは4日、米ラスベガスのTモバイル・アリーナで行われ、統一王者の井上尚弥(大橋)が世界ボクシング協会(WBA)同級1位の挑戦者ラモン・カルデナス(米国)を8回TKOで下し、4団体の王座防衛に成功した。

 井上尚は2回にダウンを喫したが、冷静に立て直し、有効打を重ねた。7回にダウンを奪い、8回に猛攻を浴びせたところでレフェリーが試合を止めた。

 井上尚が米国で試合をするのは、2021年6月以来4度目。

 戦績は32歳の井上尚が30戦全勝(27KO)、29歳のカルデナスが26勝(14KO)2敗。

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