(18日、第107回全国高校野球選手権京都大会4回戦 京都国際3―2京都共栄=延長十回タイブレーク)
昨夏の甲子園大会で初めて全国制覇した京都国際が、延長タイブレークの末、4回戦を突破した。
京都国際は昨年の全国選手権大会でも登板した左腕の西村一毅が先発し、九回まで無失点に抑えた。打線は九回までに4安打無得点に抑えられ、延長にもつれ込んだ。
無死一、二塁から始まる延長十回、西村は1死二、三塁から内野安打で初失点。なおも1死一、三塁から犠飛で2点目を奪われた。
しかし、その裏の攻撃で無死満塁から猪俣琉冴の適時二塁打で同点に。申告敬遠で無死満塁となり、押し出し死球で勝利した。
京都国際は今春の府大会では1回戦で龍谷大平安に敗れたため、今大会はノーシードで臨んでいた。