大会を主催する「マイクラおかん」こと下崎真世さん=2025年1月9日午後4時5分、神奈川県逗子市、村上潤治撮影

 息子の不登校を機に、子どもへの思い、親としての葛藤をラップで表現し始めた逗子市の「マイクラおかん」こと下崎真世さん(49)が3月23日、逗子市でラップコンテストを開く。「言いづらいことやネガティブな思いを言葉にすることで、一歩前に進んでみませんか」。プロ、アマ問わず、参加を呼びかけている。

 下崎さんは10年間の不妊治療で息子を授かった。2020年春、コロナ禍で小学校に入学し、楽しみにしていた入学式はわずか15分、学校は3カ月間休校に。息子はもともと大人数が苦手。行き渋りが始まり、小学3年の夏休み明けから不登校になった。

オンラインゲーム「マインクラフト」に熱中

 自宅にこもってゲームをした…

共有
Exit mobile version