仁愛大学(福井県越前市)はビジネスコミュニケーション学部を来年4月に新設すると発表した。地域のまちづくりやビジネスを通じた問題解決に貢献できる人材の育成をめざすという。
新学部は、現在の人間学部コミュニケーション学科を母体に新設。ビジネス、観光学、コミュニティ・マネジメントの3コースを置き、経済学や経営学、データ分析などを実践的に学ぶカリキュラムにするという。同学科の募集は新年度から停止する。
あわせて、人間学部心理学科を北信越地区の4年制大学で初の心理学部に昇格させ、人間生活学部を栄養・子ども学部に名称変更することも発表した。
大学を運営する福井仁愛学園の禿了修(とくりょうしゅう)理事長は14日の記者会見で「地域社会やグローバル社会に貢献できる人材育成に一層力を注いでいきたい」と述べた。