みずほ銀行代表取締役社長加藤正彦
6:00 JST、2022年6月18日
みずほ銀行は、昨年一連のシステム障害に見舞われた同社を好転させるために、電気通信およびシステム企業と協力する意向であると、新社長兼最高経営責任者(CEO)の加藤正彦氏は読里新聞とのインタビューで述べた。
4月に就任した加藤氏(57)は、デジタルセクターを銀行の成長戦略の柱として位置づけている。
加藤氏はその一例として、通信大手や大手無料通信アプリ会社などとのコラボレーションについて、「匿名化されたユーザー情報に基づいてトレンドを分析し、それに沿ったデータビジネスを展開していきたい」と述べた。顧客が求めているもの。”
加藤氏はまた、みずほ銀行が投資したベトナムのスマートフォン決済アプリ会社のノウハウを活用し、医療などさまざまな業界の企業との提携を含め、「試行錯誤」に取り組む意欲を表明した。昨年末。
みずほ銀行は、最近の一連のシステム障害への対応が遅いと批判されています。
「変化を十分に把握できていませんでした」と、問題発生当時の上級幹部であった加藤氏は語った。 営業経験やアジア支店長としての経験を生かし、「最前線での声を柔軟に捉えることが非常に重要であり、変化をしっかりと意識して経営していきたい」と語った。
加藤氏は、メガバンクの競合企業である三菱UFJ銀行や三井住友銀行に比べて収益性が低いことを尋ねたところ、「みずほは他のメガバンクと友好的な競争を繰り広げます」と語った。
「みずほの特徴は多様性です」と加藤氏は、金融グループが三大銀行の合併で誕生したことを強みとして語った。 みずほフィナンシャルグループは、富士銀行、日本興業銀行、第一勧業銀行の合併により設立され、みずほフィナンシャルグループの挑戦の源泉とされてきました。