岸田文夫首相は月曜日、東京の首相官邸に足を踏み入れた。
2022年12月27日 17:35 日本時間
東京(時事通信社)—岸田文夫首相は月曜日、経済情勢を注意深く見ながら、次期日銀総裁の任命を決定すると述べた。
岸田氏は時事通信社の関連会社である日本総合研究所の会議で東京で行われたスピーチで、「4月の経済状況に対処するのに最も適した人がその職に任命される」と述べた.
黒田東彦現日銀総裁は来年四月で任期満了。
岸田総裁は、中央銀行に 2% のインフレ率をできるだけ早く達成するよう求める政府と日銀による 2013 年の共同声明の修正について話し合うのは「時期尚早」だと述べた。
日銀次期総裁が決まってから話し合うとのこと。
首相は先週の日銀による長期金利の上限引き上げの決定を歓迎し、それは「金融緩和の効果の持続可能性を高めることを目的としており、緩和政策の変更や撤退ではない」と述べた。
岸田氏は先月、黒田氏と会談した際、賃金上昇を伴う経済成長と物価安定を追求することで合意したと述べた。
首相は増税に踏み切った国防費負担に「国債を発行してミサイルや戦闘機を購入し、子供や孫に負担を強いるつもりなのか」と国民の理解を求めた。
岸田首相は「安保など先延ばしできない問題を粘り強く解決するのが私の歴史的責務だ」と語った。
コロナウイルスの症例が急増する中、岸田氏は人々に徹底的な予防策を講じるよう呼びかけた.