2016年3月25日、日本の東京近郊の成田国際空港にある外貨両替所の外の掲示板に、日本円、ユーロ、米ドルの通貨記号が表示されています。
17:50 JST、2022年6月20日
東京(ロイター)–黒田東彦日銀総裁は月曜日、中央銀行は政府と緊密に連携して通貨市場に適切に対応することを望んでいると述べ、最近の急激な円安に対して新たな警告を発した。
岸田文雄首相と首相官邸で会談した後、黒田首相は記者団に対し、「最近の急激な円高は望ましくないと首相に伝えた」と述べた。
「岸田文雄は特別なことは何も言わなかったが、経済のファンダメンタルズを反映して通貨が安定して動くことが重要だと言った」と黒田氏は付け加えた。
最近見られるような急激な円安は企業の事業計画に不確実性をもたらすだろうと彼は言った。
「これからも通貨の動きを注意深く見守り、政府と連携しながら適切に対応していきます。」
黒田首相は、定期的な双方の集まりの一環である会合で、世界経済と金融市場について首相と意見交換を行ったと述べた。
日銀は金曜日に超低金利を維持し、無制限の買いで債券利回りの上限を守ることを誓い、穏やかな景気回復の支援に焦点を当てる決意を示して、世界的な金融引き締めの波に逆らった。