黒田東彦日銀総裁が2020年1月21日に東京で開催された記者会見に出席しました。
13:02 JST、2022年6月7日
東京(ロイター)–日本銀行の黒田東彦総裁は火曜日、賃金の引き上げの必要性を説明する文脈で行われたとして、家計が値上げを受け入れるようになっているとの発言を擁護した。
「私たちは単に値上げを目指しているのではありません。 代わりに、賃金の伸びと経済活動の強化と並行して物価が上昇するという前向きなサイクルを作りたい」と述べた。
黒田総裁は、「賃金引き上げの重要性を説明する文脈でコメントした」と述べ、中央銀行は、家計のセンチメントや物価変動に対する認識を評価するために、さまざまな調査を精査する予定だと付け加えた。
黒田氏は、月曜日のコメントで、生活費の上昇に苦しんでいる世帯と連絡が取れていないとして、ソーシャルメディアで激しい批判を呼んだ。 全文を読む
「それは現実から少し外れている」と日本の萩生田貿易相は共同通信社から黒田氏のコメントについて尋ねられたときに記者団に語ったと伝えられた。
黒田氏のコメントは、岸田文雄首相の政権にとって敏感な時期に来ている。岸田文雄政権は、来月の参議院選挙に先立ち、燃料費と食料費の上昇に対処するよう求める声が高まっている。