東京証券取引所
2023年9月4日 17時02分(日本時間)
東京(時事通信社)-米国の雇用統計を受けて市場心理が明るくなり、月曜日の東京株式市場は6営業日連続で上昇した。
東京証券取引所のプライム部門に上場されている厳選225銘柄の日経平均株価は228.56ポイント(0.70%)上昇し、32,939.18で終了した。
総合的なTOPIX指数は23.98ポイント(1.02%)上昇し、2373.73で終了した。
投資家が金曜日の米国労働省の8月雇用統計をきっかけとした米国ダウ工業株30種平均の反発に気をよくし、一連の銘柄が上昇した。
米国の労働市場の軟化を示唆するこの報告書により、「連邦準備理事会による利上げ長期化に対する懸念が軽減された」とブローカーらは述べた。 対ドルでの円の下落が輸出型株を押し上げ、市場を活気づけた。 銀行系証券関係者は「先週に引き続き大型株への買いが続いている」と述べた。
しかし、指標となる日経平均株価が先週1000ポイントを超えた後、「手掛かりが乏しい中で相場も上値の重さを見せた」と野村證券のストラテジスト、澤田麻紀氏は指摘した。
別の市場関係者によると、米国では月曜までの3連休中、外国人投資家は控えめな姿勢を保っていた。
プライムセクションでは、上昇銘柄が下落銘柄を 1,422 対 372 で上回り、40 銘柄が横ばいでした。