パリのとらやのお店
2023年1月3日 12:02 日本時間
東京(時事通信社)—伝統的な和菓子の主原料である餡は、欧米で人気を集めている。
健康志向の高まりから、生クリームなどに比べて脂肪分の少ない洋菓子のあんこへの関心が高まっています。
日本の小豆ペーストや関連製品のメーカーは、自社製品の売り上げを伸ばすためにこの流れに乗ろうとしている。
井村屋グループ(津市)は、主力商品のあずきバー「あずきバー」の米国での販売が好調だ。 米国市場への製品の輸出は、2020 年以来毎年 2 桁の成長を記録している、と同社の関係者は述べた。
井村屋グループ全体の売上高に占める海外売上高の割合は、2020年度の4.5%から2023年度には10%に上昇する見込みです。
井村屋グループの中島信子社長は「あずきバーは無添加、無着色、無香料で認められた」と語った。

アメリカで販売されているあずきバーのあんこアイス
埼玉県の木下製菓は、欧州で羊羹などを販売している。
同社は2022年、日本貿易振興機構の支援を受け、フランスのパティシエに販路拡大のため、あんこを具材として提供した。
木下製菓は、甘さなどで地元の消費者の好みに合った商品を開発し、売上アップを目指す。

木下製餡が販売する餡の品種
とらや製菓では、あんこが海外の消費者に受け入れられつつある。 40年以上前にパリに出店して以来、東京のメーカーは、地元の人々が好むカシスや他の果物の果汁を含む羊羹など、地元の需要を獲得できる製品を作ることを試みてきました.
とらやの関係者は「最近は本格的な和菓子を求めるお客様が多い。 同社によると、餡をサンドしたどら焼きや生菓子が人気だという。