2009 年 3 月 18 日に東京で撮影された日本銀行の建物。
2023 年 4 月 10 日 11:38(日本時間)
東京(時事通信社)— 日銀が 10 年間にわたる大規模な金融緩和の後、金融政策を正常化するという課題に直面しているため、エコノミストの上田和夫氏が日曜日に黒田東彦氏に代わって日銀総裁に就任しました。
上田氏は日銀の第 32 代総裁となり、第二次世界大戦後、世界中でインフレと経済の減速により不確実性が高まっている時期に、学界から来た最初の人となりました。
新知事は月曜日から本格的に活動を開始し、同日に記者会見を開く予定だ。
日銀は、4 月 27 日から 28 日にかけて上田議長の下で初の政策決定会合を開催する予定である。
上田総裁は国会公聴会で「工夫をしながら緩和政策を維持するのが適当」と当面は現行の緩和政策を継続する考えを示した。
また、物価上昇率2%の安定的な達成という目標を盛り込んだ政府と中央銀行の共同声明を直ちに修正する必要はないと述べ、双方の協力の重要性を強調した。
一方、上田総裁は、金融緩和の長期化には、債券などの金融市場のゆがみや民間金融機関の収益悪化など「さまざまな副作用」があることを認めた。