2023年7月11日 11時06分(日本時間)
東京(時事通信社)-財務省は月曜、日本の5月の経常収支は1兆8600億円の黒字となり、前年同月比2.4倍となったと発表した。
最近の一次産品価格の高騰に歯止めがかかり、同国の貿易赤字が縮小したことを受けて、4カ月連続の黒字となった。
5月の実績は、時事通信が経済調査機関17機関を対象にまとめた予想中央値の1兆8700億円の黒字とほぼ一致した。 モノ貿易の赤字は5月の1兆9400億円から1兆1900億円に縮小した。
輸入は原油価格下落などにより10.2%減の8兆4,300億円と2か月連続で減少した。 中国経済の減速を受け、輸出は2.8%減の7兆2400億円と27カ月ぶりに減少した。
サービス貿易では、前月の赤字が1,819億円から2,409億円に拡大した。