春の全国交通安全運動が6日から始まる。15日までの10日間、埼玉県警が交通違反の取り締まりを強化するほか、県内各地でイベントを開く。
交通総務課によると、埼玉県内では3月末までに交通事故による死者が19人（前年同期比5人減）おり、このうちバイクに乗車中の死者が最も多い8人（同2人増）だったという。歩行者や自転車が絡む死亡事故も多く、県警は、自転車に乗っている時のヘルメット着用と横断歩道での歩行者優先のルール徹底を呼びかける。
5日にさいたま市大宮区のソニックシティであったイベントには、「仮面ライダーセイバー」を演じた県内出身の俳優内藤秀一郎さん（27）が参加。横断歩道では手を上げるなどの注意点を実演し、「自転車に乗るときはヘルメットを着用して」などと呼びかけた。（宮島昌英、浅田朋範）
