日本相撲協会を9日付で退職した白鵬翔さん。7日に帰省先のモンゴルから日本へ戻ると、関係者にこんなメッセージを送った。
- 「トカゲのしっぽ切り」で元白鵬は退職 識者が思う相撲協会の問題点
- 元横綱白鵬が会見 退職決断は3月「本当に悩んだ」「外から尽くす」
「（協会の発表に）びっくりした」
協会は2日、白鵬さんの退職を発表するに際して、宮城野部屋の再興プランを示して慰留を続けてきたと説明した。可能な限り歩み寄ったのに、白鵬さんがかたくなだったので折り合えなかった――。そう言いたいのだと、私は受け止めた。
白鵬さんが「びっくりした」のは、否定したい部分があったからだろう。「すべて話します」と言って臨んだこの日の会見で、協会の主張にどこまで反論するのか注目していた。
結論は「けんか腰」の会見で…
