プラモデルの一大生産地の静岡市で7、8の両日、「全国プラモデル選手権大会」が初めて開かれる。全国の高校生が自作のプラモデルを持ち寄り、その出来を競う。市産業振興課の担当者は「プラモデルを活用して、ものづくりに対する高校生の興味や関心も高めたい」と話す。

 ツインメッセ静岡(静岡市駿河区)で開かれるものづくりの催し「クリスマスフェスタ2024」の会場内で、9都府県の27校124人の生徒が持ち寄った計162作品を展示する。一般来場者による投票や、プロの模型制作者や専門誌の編集長ら11人の審査員による審査などを経て、最優秀賞などの各賞を決める。市や、大手ホビーメーカーでつくる協議会などが実行委員会をつくり、企画した。

 プラモデルを模したモニュメントを置くなどして、プラモデルによる街づくりを進めてきた静岡市。市内の小学校で模型教室も開いてきた。

 しかし、年齢が上がると部活…

共有
Exit mobile version