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陥没事故の影響で、ワークショップ和光の店先に貼られた、日曜祝日の休業を告げる貼り紙=2025年4月23日、埼玉県八潮市中央1丁目、宮島昌英撮影

 埼玉県八潮市の陥没事故現場周辺は道路の通行止めや通学路の変更があり、休業を余儀なくされている事業者も多い。県は、事故に伴う補償を担当するチームを設置し、下水道管内に取り残されているトラックの運転手の救出活動が終わり次第、慎重に対応を進める方針という。

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 担当者によると、工事に伴って県が借りている土地の借地料は、順次支払われる。昨年度に組んだ補正予算の一部を充てる。

 一方で、休業を余儀なくされたり、通行止めに伴い売り上げが減ったりした事業者に対する補償は、事故原因が判明してからの対応になるという。担当者は「一刻も早く対応したいが、原因が判明しなければ責任の所在の範囲を決められない」と説明する。

続く道路規制「商売ができない」

 事故現場近くの作業用品店は…

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