公文教育研究会が情報流出を発表したホームページの画面

 「公文式」の学習教室を運営する公文教育研究会(大阪市)は20日、会員や指導者70万人超の個人情報が流出したことが分かったと発表した。発送物の印刷などを業務委託している「イセトー」(京都市)がランサムウェア(身代金ウイルス)によるサイバー攻撃を受けたためという。

 会員約74万人分の氏名や学年、教室名などが流出した。指導者も約1万7千人分の氏名や住所、銀行口座の情報などが流出した。銀行口座は1人を除いて下3桁がマスキングされていることが確認されているという。(清井聡)

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