公明現職の安江伸夫氏落選、物価高対策の給付金批判受け　愛知選挙区

　参議院愛知選挙区（改選数4）で、公明現職の安江伸夫氏（38）が落選した。

　「日本一若い参院議員」を前面に出し、文部科学政務官として能登半島地震で被害を受けた石川県での仮設グラウンド整備など、1期目の実績をアピールした。

　しかし、政府の物価高対策における給付金で批判を受けるなどし、序盤から劣勢に。連立を組む自民も「与党で2議席確保」を掲げ、選挙戦中盤には石破茂首相が愛知入りし、山口那津男元代表とともに「逆転勝利を」と呼びかけたが、及ばなかった。